

美容部員、モデル、ビューティーコーディネーターなどの経歴を持ち、現在はフリーの活動として、ツヤ肌セミナー講師・ウォーキング講師・カラーセラピストと 複数の事業を手がけながらミス・ユニバース埼玉の講師としても活動されている喜多川さん。そんな喜多川さんに、心のあり方や自分との向き合い方について お話ししていただきました。
No.37
艶やかで美しく、思い通りの人生へ
[[喜多川結羽さん]]





喜多川結羽さん
【 ABNIS&V 代表】
Q.現在複数の事業をされていますが、はじめからそのつもりで始められたのですか?
A.計画していたわけではありませんでした。
【Answer詳細】
私はgo with the flow という「流れとともに行く」というのを
人生の大きなテーマにしているんですね。
もちろん、自分の夢とか、志とか、こういう風になりたいとか、
そういうのは大事なのだけど、
それに固執して、例えば全然違うものがきたときに、断るのって簡単なんですよ。
でも、
もしかしたらそこでまた違う新たな発見とか自分自身の輝きとかが出るかも知れないと思うので、基本はあまりお断りしないです。
ただ、「私なりのやり方でよければ」とは言っているのですけど。
はじめてのことを頼まれた時に、やったことはなくても、
そこでチャレンジするかどうかが将来を大きく変えていくと思っています。
だって、まったくやったことがなければ、できるかできないかしかなくて、
もしかしたらできるかもしれないのに、そこで、「いや、無理です」っていうのは、
自分自身を信用してないことになるんじゃないかなと思います。
もしかしたら出来るかもしれないにかけた方が、もっと自分自身も成長できますし。
なので、流れとともに行くというのは大きなテーマです。
Q.はじめてのことを頼まれた時に、踏みとどまってしまうということはないのですか?
A.真面目にちゃんとやろうという考えをちょっとだけ視点を変えると一歩踏み出せるようになります。
【Answer詳細】
はじめてのことを頼まれたときに、
“やります”ってすぐに言えないのは、失敗したくないし、
ちゃんとやろうって思うからなの。
ちゃんとやるっていうのは自分の視点で、
自分がやるってことなの。
でも、そうじゃなくて、
相手のことを考えてせっかく来てくれた人たちが喜んでくれるようにできたらいいなという考えに変わると、間違えちゃいけないとかそういうのはなくなるんですよ。
だから、ちょっと視点を変えるだけで違うんじゃないかな。
自分視点で物事を見ると、
変に緊張しちゃったり間違えちゃいけないと思ったりしてしまう。
あと、正直に言うんですよ。
やったことがありませんって。
分かりました、受けます。と言うと、
できるんだなって向こうの方にも思われちゃうので、
やったことはないですけれども、私流でよければ、ぜひチャレンジさせてくださいという言い方で伝えることにしています。
Q.“相手のため”という考え方について教えてください。
A.自分の夢を叶えた後、今度は人のためという次のステージがあると思っています。
【Answer詳細】
どうせならやりたいことは全部やりたいし、
自分の夢とかやりたいことは全部早く叶えて、
そこから今度は人のためにっていう次のステージがあるんじゃないかなと思っています。
せっかくの生涯で、自分一人の力で生きているわけでもないし、
生み出してくれた親もいるからいきているわけで、自分自身が何か追い求めたりする、
ということはもちろん大事なのだけど、
それで終わっちゃうのはもったいない気がしています。
大好きなオードリーヘップバーンの言葉にも
『人は自分に2つの手があることに気づきます。
1つは自分を助ける手。そしてもう1つは他人を助ける手』とあります。
みんなで協力して助け合っていく事で物事がよりスムーズに
動いていくんだと思いますよ。
みんなそれぞれに出来ることや特技が違うわけで、
各々がそこを活かしていくのが効率的にも良いですしね。
それに、そうありたいって思っています。
いくらでも自分中心的になんてなれるけど、それってなんかさみしいですよね。
せっかく同じ時代を生きているのだから、あぁ、あの人がいてくれてよかったなって思われた方が幸せだと思うし。
Q結羽さんが、見た目だけでなく内面の美しさについても意識されているのはなぜですか?
Aモデル時代の経験の影響です。
【Answer詳細】
一緒にがんばってきた子たちの中で、
本当にきれいでもちょっと身体のここをしめなさいとかって言われて、
それがストレスで病んでいく人って多いわけですよ。
美しい子が、やせることができなくて病んでいくって
それってやっぱり問題はメンタルなんですね。そういうプレッシャーやストレスで、美しい人の雰囲気が崩れていくのを目の当たりにしたときに、
表面の美しさには限界があるのだなと感じました。
でも内面からあふれ出る魅力っていうのは無限だと思っていて、
そこを磨いていくと、多少表面が年齢とともに…となっていったとしても、
絶対にカバーできると思っているので。
だからカラーセラピーで内面の感情部分とかを学んでケアできるようにしたいなと思って。
Q結羽さんは落ち込んだときはどうされていますか?
Aカラーを通して、自分と向き合います。
【Answer詳細】
ストレスの原因である不安や恐怖ってどこから来るのだと思う?
自分自身がどうしたいのか分かってないときに恐怖って出てくるの。
理由があれば人って改善できるものなのだけど、何で私こうなんだろう?って
その理由がわからないと不安なの。
だから、自分自身を知るとか自分自身と向き合うっていうので恐怖や恐れから少し解放されると思っていて。
カラーというのは選ぶことで今の自分を投影していて、どの色を選ぶのかで今の感情とか、流れが分かるんですよ。
だから私はなにかあったときは選ぶんですね。
ばーっと見て、「あぁなるほど。ここがネックだったんだ。」
じゃあこれって何のときだろうって思い出して、「あのときのあれか。」って。
分かるとほっとするでしょう?
じゃあ今度はそうならないように、と気をつけることができるしね。 自分と向き合って、自分の心を落ち着かせるためのツールとして、色はとても役立ちます。
Q結羽さんにとっての魅力的な人ってどんな人ですか?
Aツヤがある人です。
【Answer詳細】
本当に魅力がある人って、いるだけで違う。
女性に限らず男性も、魅力的な人は“ツヤ”がある。
今の時代女性もがんばっていて疲れているでしょう。
疲れていても、いかにそう見せないか。
だって人と会っていく人生だもの。
一瞬の第一印象で、その後の人生がどう変わっていくかわからないもの。
私は人生で掲げているテーマがあって。
「艶やかに美しく思い通りの人生へ」というものなのだけど。
みんな自由で楽しくしていたら、みんな嬉しいでしょう?そうあれたらきっと、人生もっと楽しいし、そういうツヤツヤした女性を増やせたらなと思っています。
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「Go with the flow」
【関連URL】
・ブログ「http://ameblo.jp/abnisandv/」
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・ABNIS&V「http://tsuyahada.jp」
【編集後記】
やりたいことはすべて叶えてから次は人のためにという次のステージがあると思う、という言葉が印象的でした。自分のことを犠牲にするのではなく、人のためにも頑張れると素敵ですね!
インタビュアー:新井みなみ 藤縄早奈子 金子郁美




