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高校の頃イギリスでの留学経験。

そこから始まった、翻訳の仕事。

そして大手広告代理店勤務でコピーライターに。

とにかくパワフルさを全身で受けた、

今回のインタビュー!

自分に自信がなかなか持てない人、

そしてやりたいことが分からない人必見です。

  No.20

 

[[渕上ルカさん]]

コピーライター/通訳・翻訳

[[渕上ルカさん]]

 

  

Q現在、大手広告代理店勤務を経て、フリーとしてコピーライター、翻訳を主に行っているルカさん。働く上で一番大切にしていることについて教えてください

A. いろんな技術を身につけることで、みんなが幸せになるように働きたい

養女にしてくれた、松谷満子の影響によるところが大きい。

松谷が勤めていた日本食生活協会では食生活健康指導を行っており、

食を通じて家庭から始まる社会全体のあり方、

また女性自身が専業であるなしに関わりなく、

社会を担っているという自覚を持つ女性の自立支援ということを考えていたので、

そういう人が身近にいたことは影響しているかもしれません。

 

大手広告代理店を経て、現在はフリーとして働き、

さらに勉強を続けているのはいろんな技術を身につけることで、

いくつになっても進化し続けていられるから。

人に望まれている自分の姿に留まらず、自分の名中にある自分らしさ を生かして

積極的に発揮した方が、周りが認めてくれたりすることもある。

『現代の女性だから』できる事というのも沢山あると思うんです。

 

家でご飯を作っているだけが、女性の仕事ではないと思うんです。

男性だって、働くだけが仕事ではなくなってきていると思うんですよね。

もっと、性別に関わらず、自分に合ったスタイルで

人として楽しんで自分を伸ばしていく事が大事だと思います。

一番自分と過ごす時間の長い「自分自身」を

自分が大切にしてあげること。それができないと、

ストレスが溜まるので周りにもあたってしまいます。

勿論、パートーナーがそれを認めてくれることは大きいですね。

これからどんどん会員数も増えて、大きな活動をしていけたらと思っています。

Q.ルカさんの東北復興の関わり方

A.東北での現状や文化的背景を海外に伝えたり、浜のミサンガ「環」の英語翻訳などを通して世界に発信しています

高校時からイギリスに単身留学していたこともあり、

英語の翻訳という仕事はその頃からやっていたんです。

それで、今回も関わらせて頂くことになりました。

この浜のミサンガ「環」の広告自体も現在ではカンヌ広告祭にエントリーもされ、

CMはフランス語にも翻訳されています。

私は『環』だけではなく、それに関わる人や、

東北の現状や伝統的な文化を英語で翻訳して、

Facebookなどを使って世界中に発信したりしています。

世界各地に発信力があり、また知日、親日家とも交流があるので、

そういう人とも協力して行っています。

 

また、音楽業界と協力させていただき、

福島復興プロジェクトに関わらせていただいています。

具体的には、ライブで得た支援金で、義援の品を送るというものです。

復興支援に関わらせて頂いて思ったのは、

東北の女性は、働き者が多い。働くことを愛している人が多い。

そして、行動力がある人が沢山いるということです。

Q. 将来について

A.得意な事と好きな事、これが一緒になった仕事を続けること

実は、これ!とはあまり考えていないんです。

ただ、今やっていることが実を結ぶことだけは確かなんです。

もちろん、明確なビジョンがあって、それに向かって頑張ることは大切です。

そのためには自分の「好きな事」「得意なこと」が何かをはっきりとわかる事。

まずは得意なことを仕事にしてください。

そうしたら好きなことをする時間が増えます。

 

好きな事の経験を積めば、好きな事のプロになれます。

すると、得意で、好きなことが仕事にできます。

人生が楽しくなります。

人に優しくできる心の余裕が持てます。

社会は自分が最小単位です。世界を良くしたいならまず自分から。

未来はその時に自分が望んだ事を確実にこなして行くということの繰り返しだと思うんです。

とにかく「行動」すること。

行動できる「時間」を作る事。

そのために自分を見極める事が大事です。

今は、総合プロデュース力を高めるためWEBデザインの学校に10月から通います。

最近は取材でカメラを使う事も多いので、

構図や構成の勉強もしています。

Q. ルカさんは本当に楽しそうにお話しますよね。毎日楽しく充実している秘訣は?

A. 好きなものを追求して向いていることを仕事にしていることです

好きなものを追求している成功している人と違う人のちがいは、

嫌いなことを仕事にしているかしていないかだと思うんです。

毎日やっていて、つまらない仕事だと、

続くけど、成功しないと思うんです。

好きなものを仕事にできるようにして行く。

自分が上手なこと、得意なこと、向いていることを突き詰めて行くと、

それが強みになります。

得意なことは、習っていたり、仕事であってもつまらなくても、続けられる。

自分が上手なこと、得意なこと、むいていることを続けていくと

努力する時間が最小限で済むので時間に余裕が持てるようになり、

また失敗も挫折も少ないので「褒められる力」が付き、

自分に「自信」の種を蒔くことができます。

次に、向いていること、好きなことを仕事にすること。

自分の得意なこと、出来ることを回りに流されず、

自分の得意なことを伸ばしていくこと

やっていてつまらないことは最終的には絶対成功しません。

やっていて、続けていると上手になって行くことは、それは才能があったり、

自分に向いていること。

Qルカさんにとってそれは何でしたか

A 広告ですね。

コピーライターだけに留まらず、プロモーションであったり、

WEB制作であったり、いろいろな観点から関わっています。

 

例えば、私の場合は、当初ウェブ系や編集作業が格別に好きだったわけではなく

それなりに作業が向いていると思ったのが始まりでした。

淡々と根を詰めて作業をこなしていくという根気作業が

嫌いではなかったので続けて行けば、上手くなって行くだろうという自信がありました。

そして自分に価値があると思えることだからこそ

、もっと上に進めるんです。

極端な例を言えば、むいていないことは辞めてもいいんです。

辞めていいというのは、全部を放棄するのではなく、

やり方を変えるということ

自分にあった、自分に向いている方法に換えるということです。

世間一般でどうか、人がどう望んでいるかではなくて、

自分ならどうすればできるかを考える。

主婦業でも、育児でも同じで、奥さん、お母さんのプロというレベルではなくても、

忙しいながらに時間のある時に作り置きをしておく、

冷凍食品を上手く活用するということでもいいんです。

「味はイマイチでも家族で絶対そろって、どこよりも楽しくご飯を食べる!」

そういった目標でもいいんです。

全部クリアしてなくていいから、一個楽しくてずば抜けてたら全部できなくてもそこから

自信がつくし、もっと上手くやれる。

とにかく「不得意」な自分から離れる。

頭のいいお母さんだったり、他の人に求められることを完璧にでもなくてもいいんですよね。 しつけができないと言われたら、自分合った「しつけ」を考えて、そうすればいい。

お菓子は一日1個までとか(笑)

そんな感じでもいいと思うんです。

何でも、世間の思っている完璧を目指すのではなくて、

自分の出来るやり方でやるということをすることが大事ということです。

Q.ルカさんが一番大事にしていることって何ですか

A. 自分とよく向き合う、それが自分にあったこと、得意なことを探すこと

自分とよく向きあえること例えば、どうしてストレスがたまるのか、

何がストレスのもとか。

まずは自分をよく知ることから始める

そのために、自分を研究することから始めると良いと思います。

自分研究とは、例えば、人と話して楽しいという人ならば、

人と話すことが得意かもしれないし、そういう可能性があると思うんです。

そういうことを日常的にひとつずつ、積んでいくんです。

そして、自分のことを注意してくれる人から言われたことを受け止める。

進化したり、向上できるチャンスです!

それには、客観的に自分を見てくれる人とよく話すことが必要です。

注意してもらったことは、マイナスに考えず、注意されたことを受け止めて、直す努力をする。

嫌われる理由は、明確に自分を伸ばす長所。

そこを直せば、ものすごく好感度を挙げられるのです。

ちょっと改善することで、ものすごく人から好かれて、

伸びて行けるチャンスになるんですよね。

 

決して、自分を否定することはしない。

自分を否定したら、自分のことが嫌いになってしまうんですよ。

そうなると、自分とは離れられませんから

24時間自分のことを卑下している人と一緒ということになります。

自分のことを卑下され続けたら、辛いですよね。

その反対に、自分のことを好きになると、自分の長所に気付けやすくなると思います。

だからこそ、自分のことをもっと知れる。

自分の好きなこと、向いていることの見つけ方としては、

自分が何に時間を一番費やしていているか、

時間割を作ってみると、気付けるかもしれないですね。

Q.ルカさんの夢って何ですか

A. 自分の得意なことを極めた、総合プロデューサーになる

広告は、人に一番近い芸術 広告、コピーライターの仕事は人にいかに伝えられるか。

もちろん、商業として、売れるということも大前提です。

これをみて、何かを買いたい、何かをやりたいと思ってもらわなければ意味がないのです

。 いつも、人にどうしたら伝えられるか、伝わるかを考えて、

発信しているので、そういうことを続けていくことで、

伝えられる、伝わることを極められるんです。

 

そして、それがまた、小説家であったり、

写真であったり他の表現の仕事とも繋がると思います。

最終的に、というより、今のところは世界向け商業に向く、広告、翻訳、WEBを含めた、

総合プロデューサーの道へいくのかなと思います。

●読者の方にメッセージをお願いします。

「like is life”好き”こそ「人」の上手なれ。好きをたくさん見つけよう!」

【インタビュー後記】

好きを仕事にすることは、

実は誰もがどこかでは望んでいることだと思うんです。

でも、それはとってもリスクのあることかもしれない

と思ってしまう人も多いと思うんです。

私も実はその一人かもしれません。

でも、ルカさんのお話を聞いているうちに、

「そう思ってしまうのは、まだまだ極めていないんだな」

と改めて思ったんです。

だからもっともっと極められるものが、既にあるはず!と思い、

また頑張れそうです^^

そのために、私は今実家から片道かけて三時間通学することにしました!

だって、私にとって一番私のことを客観的に見てくれるのは母なので^^笑

ルカさん、ありがとうございました!

 

インタビュアー:新井みなみ

@女の子の生き方を考えるサイト

*Power of Woman

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