

今回は、今注目のベンチャー企業で働く友佳理さんの
インタビュー。
Power of Woman掲載数のなかでは、
まだまだ少なく貴重な会社に所属している女性。
多くの女性が最初この道を考えているのでは
ないでしょうか.そのような中で、「30歳までに・・・」
という目標を考えている方も多いのではないでしょうか。
友佳理さんも、その一人でした。
「人生のターニングポイントを一緒に考えて行きたい」
これからの方向性が決まっている方も
決まっていない方も、今までとは違う視点で
物事を捉えられるようになるのでは★
No.27
働く女性のロールモデルになる!
[[神谷友佳理さん]]





株式会社マクロミル経営管理本部人材開発ユニット
[[神谷友佳理さん]]
Q. 当初、営業志望で入社された神谷さん。実際には人事というお仕事をしているということですが、仕事に対するモチベーションに変化はありましたか。
A 仕事の内容よりも、会社に魅力を感じたので、モチベーションが下がることはありませんでした。
今は人事部として、主に新卒採用に携わらせて頂き3年目になります。
最初は営業志望で入りましたが、入社後の配属は人事。
以来新卒採用を主業務として仕事をしています。
私がこの会社を選んだのは、会社の環境や、ビジネスモデルに魅力を感じ、
この会社でマーケティングスキルを身につけたい、
仕事を通して世の中の人にもっと喜んでもらうきっかけを作りたいという想いが
根底にあったからです。
それを考えた時、営業という職種だけではなく、
採用という視点からでも、世の中の人に喜んでもらえるきっかけを共につくる人を採用し、
お客様のために活躍をして、その消費者、日本、世界に影響を及ぼしていけたら・・・。
私の想いは成し遂げられると思ったんです。
そう思えたのも、固形の商品を扱っている訳ではないこともあり、
“人”の採用や育成にとても力を入れているマクロミルだったからだと思います。
また、採用戦略を考える際など、マーケティングの考え方は極めて必要なスキルだったので
人事の現場でマーケティングスキルを学ぶこともできています。
経営と現場の間だからこそ、学べるものが多いこの仕事に誇りとやりがいを感じ、
仕事を続けてきました。なかなか繋がらない現役と元客室乗務員を会員として、
セミナーや、社会貢献を行っています。
Q切り替え時期はどのくらいでしたか
A割と早いうちに出来ました。
何事もポジティブに考えるので、意味のないことはないと思っています。
まずは自分なりに何か見つけようと思い、ひたすら信じて走り続けましたね。
その中で、当初営業でしか実現できないと思っていたことを
人事でも実現できると思うようになりましたし、
人事の仕事が自分のやりたいことだとまで思えるようになりました。
私の好きな言葉に、代表取締役会長兼社長である杉本の、
「自分の適正は人が決める」というものがありますが、
まさにその通りだと実感しましたね。
自分で適正があると思っていても、
それってかなり視野の狭い範囲での判断だと思うんです。
私の場合、どういう手段で自分のやりたいことを実現して行くかを考えた時、
マクロミルのビジネスモデル、方向性に共感し、
その他の環境も加味してこの会社を選んだので、
意味を見出すことができたのだと思います。
Q 学生時代を教えて下さい
A サークル活動、ゼミ、バイトに没頭していました。
高校時代は、応援団のマネージャーをしていました。
応援団自体、他の部活を応援する活動ですが、
それをサポートするマネージャーをやっていました。
応援団の良いところは、オンとオフが分かれていたことです。
文武両道を掲げる高校だったので、勉強も部活もしたかった。
でも、最終的な決め手は、そのようなメリハリのつけられる部活ということよりも当初は、
先輩たちが楽しそうだった、という理由で選びました。
最終的には“人”だった、というのは就職活動時も変わらなかったですね。
大学では、サッカーサークルに4年間所属していましたが、
特に2年次~は幹部としてイベントの企画や運営をしていました。
100人規模の大きいサークルだったので、
「どうすればもっと参加者が増えるのか?」
「誰もが楽しめる企画はどんなものなのか?」を常に試行錯誤して、
サークルのモットーでもある“新しいアイデア”を試していきましたね。
よく言われる学生時代の後悔は実はあまりないですが、
唯一いうならば、旅行にいけなかったことですかね。
でも、旅行に行く暇があれば、サークルのことばかり考えてしまう、
それくらい没頭していました。
3年からの大学時代のゼミは、
今までの自分のコミュニティにはいないようなレベルの高い人がいる場所、
自分が苦手としている分野も学べる場所を選びました。
その根底には、視野を広げたい、もっと多くの価値観に触れて
自分が本当に興味のあることを選択したいという思いがありました。
一点集中型なので、あれもこれも、というよりは、
一つ、これと決めた中で、自分のやりたいことが幅広くできるところを選んでいたと思います。
Q 仕事に対する想いはありますか
A 一人一人の夢、ビジョンを実現できる環境を作りたい。
新卒採用で学生さんと関わることが多いので、
人生について話をすることが多いです。
自分の人生を考えるポイントになるのが就職活動。
今だから考えればいいのではなく、ずっとついているもの。
でも、ここで考えないとずっと考えられないもの。
働きだしてから明確になったものがたくさんありますが、
明確になっているとプロセスが踏めるようになる。
なりたい自分や、やりたいことができるようになっていく。
その実感があればあるほど仕事も楽しくなり、人生も充実していくと思っています。
そういう中で、人生のターニングポイントを一緒に考えて行きたいという想いが
強くありますね。
もちろん、「次世代のマクロミルを担う」という気概のある人材を採用したいと思っています。 ですが、あくまでも、本人の価値観を大切にして行きたいと思っています。
その子が、単に大手だからという理由ではなく、
自分が大切にしている価値観を大切にして、
本当にやりたいことをやれる環境がどこにあるのか、一緒に考えて行ければと思います。
Q 就職活動において、やりたいこと、どこが自分に合っている会社であるのかを考えることは難しいと実感しています。何かアドバイスはありますか。
A 素直に、自分の将来と向き合うことだと思います。
難しく考えすぎず、自分は何をして、
どんな生き方をすれば「幸せ」なのかを理解することですね。
今の自分から合う・合わないを決めつけてしまったり、
できる・できないを判断してしまうのはあまりにも勿体無い。
自分の理想を掲げてみることが大事です。
そして、その理想を実現するためにどんな力が必要で、
いつまでに何ができていればいいのか?
それが身につく会社はどんな会社なのか?
自分の人生のステップを考えるのです。
就職活動をして、会社に入ることはあくまでもその一つのステップでしかありません。
私の場合は、30歳までに自分の選択肢を多く持ち、
自律した人間になりたいとの思いがありました。
そのため、若いうちから第一線に立ち、
スピード感を持ってどこでも即戦力になる汎用性のある力(=マーケティングスキル)
を身につけられるマクロミルを選びました。
企業を見る上で、軸という物は一本ではなく、
複数本あると良いと思います。
そのなかで、自分の軸と会社とを比較して、
総合的に判断していければ良いのではないでしょうか。
Q 30歳までに力をつけたい!と思っている女子大生は多いと思います。実際に、働くなかでの変化や、そのために習慣としていることはありますか。
A 常に目標を大切に、自分を振り返る癖をつける
社会人になってもその気持ちはありますが、
すごい覚悟がいるものだと思うようになりました。
ですが、そのプロセスも今はより楽しめている実感があります。
30歳というのは一つの目標で、
実際には30歳では達成できないかもしれないけれど、
それまでの過程をきちんと考えステップを踏んで実行して行くことが、
自分の自信に繋がるし、
そこまで自分に逃げずに向き合っていたことは、長ければ長いほど、
絶対納得すると思うんです。
やり続ければ、新しい目標も出来るかもしれない。
そのときに、目標が変われば、もう少し、40歳までに・・・というように、
期間を伸ばして考えることも良いと思います。
そのために、日々自分の中で振り返りを行っています。
また、会社の制度にも、そのような機会を与えてくれるものがあり、
そこでも上司に相談したりして、
少しずつ、明確にしていくこと、継続して考えることに役立っています。
自分を常に振り返るときに、
自分で考えているだけでは一向に進まない時もあるので、
周りに相談できる先輩がたくさんいることも、
大きいです。
Q.夢ってなんですか?
A 働く女性のロールモデルになる!
会社の社員が働きやすい環境を築く 女性は、
自分のキャリアを描いて歩んで行くことは、
それを常に意識的に考えていないと難しいと思っています。
ですが、選択肢としてはたくさんあるむしろ、
男性よりもそのチャンスはたくさんあるのでは、と思っています。
だからこそ、常に自分の仕事を自分がやる意味を考え、
自分の夢、
なりたい自分に近づいているかを意識的に考えることが大切だと思います。
働くことだけがキャリアではないし、
専業主婦でも、どういう働き方でも、
その人が納得して、選択して行くことが大事だと思います。
だから、私は、働く女性として、
それを体現して行けたらなと思っています。
そういう自分の姿を見てもらうことで、
後輩や色々な人にも影響を与えられたらなと思っています。
将来を考えた時、会社の制度があるからではなく、
自分の力が認められて、
この会社に残ってほしいと思ってもらえるような力をつけていきたいし、
そういう生き方を体現している先輩は私自身のロールモデルになっています。
フリーランスや他にもいろいろな働き方があると思いますが、
私はどちらかというと帰属意識が高く、
自分に成長の機会を与えてくれた分会社に還元したいという想いが強いので、
自分を更に磨いて、
何かしらの価値を残していきたいです。
●読者の方にメッセージをお願いします。
「やらないで後悔するならやって後悔した方が良い。
【関連URL】
★個人FBページ
http://www.facebook.com/yukari.kamiya.33
★マクロミル新卒採用FBページ
http://www.facebook.com/macromill.recruite
★マクロミル新卒採用ページ
http://www.macromill.com/recruit/index.html
【インタビュー後記】
働く中で、変わるもの、変わらないもの。
環境が変われば、今までの自分が考えていたことが変わったり、
あるいは更に明確になったりすることも多いと思います。
それは、今までよりも広くのことを学び、知れるようになったから。
いつでも広い視野を持って、その中で自分が選びたいと思うもの、
価値観を大切にしながらその時々に選んでいる、
友佳理さんの生き方がとても素敵だと改めて思いました。
読者の皆様にも、もっともっと視野を広げていただきたい。
もちろん、そのために、このインタビュー活動は
もっともっと私自身頑張る必要があると実感しています。
友佳理さん、ありがとうございました♡
インタビュアー:新井みなみ




