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学生時代から、

国際協力や女子のためのイベントづくりなどのリーダーとなってきた岸田さん。

今回はそんな岸田さんの学生時代から今に至るまでのマインド、そしてこれからのことについてお話ししていただきました!

  No.33

女子大生の母になる

[[岸田洋子さん]]

 

株式会社VCNC Japan [[岸田洋子さん]]

 

Q. 今のお仕事を教えてください。


A 株式会社VCNC Japanという会社で、Betweenというカップルをターゲットにしたアプリを作っています。


【Answer詳細】

 

女子向けのマーケティング企画を担当しています。

ターゲットが女子大生なのですが、

学生時代から女子向けのイベントや企画をいろいろやっていたので、

女子大生には強い!と思ってくれたようで声をかけてもらいました。

 

また、私自身も2分に1組の夫婦が離婚しているという日本で、

もっとカップルのうちに遠距離やなかなか会えない相手でも価値観を擦り合わせたり、

より濃い時間を過ごすためのツールがあることに凄く価値を感じでいるので

ジョインしました。

 

今は、同い歳の代表と2人で運営しています。

Betweenは韓国ではカップルの5組に2組が使っているくらい有名なのですが、

日本ではまだまだカップルに知られていないので、

これからドンドン市場が伸ばしていけるかと思います。

Q岸田さんは、女子大生向けの活動を多くされているように感じられますが、女子大生にこだわる理由はあるんですか?

 
A自分が女子大生だったからです。


【Answer詳細】

 

大学生のある冬、テレビでアフリカの貧しくて服を着ることができない子供たちの映像を見て、自分は服を4枚も着ているのだからなにかできるのではないかという単純な疑問から、国際協力をはじめました。

 

大学には、ボランティアのサークルも無く、

また入りたいと思えるようなものも無かったので、立ち上げて、

仲間を募って活動していきました。

 

ただ、国際協力の方もやっていきたかったのですが、

自分はまだ国際協力をするには力不足だと痛感したのが事実でした。

 

もう少し身近なところから変えられないかなということで、

女子大生にフォーカスしていきました。

 

また、その国際協力の活動をしていく中で、女子大生の閉塞感、女子の居場所の無さや、どうしたら良いか分からないという思いを感じて、もっと女の子の居場所を感じられる環境を作っていきたいと思ったことも理由の1つです。


Q「人生を通してその時々に応じてできることを還元していきたい」と仰っていましたが、それは女子大生に対してもそうだったのですか?

 

Aそうですね。自分が女子大生だったからこそできることやわかることがあったと思います。


【Answer詳細】

 

今23歳なのですが、今のフェーズと、

大学生のときの自分のフェーズでの可能性や楽しみ方は変わると思います。

 

私、もうすぐ結婚するのですが、結婚したらまた変わると思います。

リアルタイムで、その経験をしている自分だからこそ伝えられることや悩みが、

その時々のフェーズであるのかなと思っています。

 

そのときに自分が好きなことや、やりたいことをやっていけたらいいなと考えています。 子供を産んだら、働くママさん向けの活動もしたいなといつも妄想しています。(笑)


Q学生団体の立ち上げなど新しいことを初める、という経験を多くされていると思うのですが、その際に障壁などを感じることはありませんでしたか?

 

A特にありませんでした。


【Answer詳細】

 

もちろん、新しいことをすると周りは8割反対しますし、

女の子だと特に周りの目とかも気になる子は多いと思うのですが、

それでもやりたいことだったらやるって決めるしかないと思います。

 

私の場合、誰かの目よりも、

何かに気づいたときに何もしなかったその後の自分の方が怖いです。

 

怖くて不安だと思ますけど、

それでもついて来てくれる人とか自分をちゃんと見てくれている人がいるので、

そういう人を大切にできたら怖くないのではないかと思いますよ。

 

逆に、自分の周りの大切な人たちがそうやって頑張っているときは全力で応援します。


Q岸田さんの行動力の源は、小さい頃からの周りの人の肯定によるものなのですか?

 

Aむしろその反対だと思います。

【Answer詳細】

 

国際協力で海外に行くと行ったときなどは、母にすごく怒られました。

うちの母は、専業主婦ですし、サッパリ理解ができなそうでした。

 

けど、怒られるであろうことが分かっていたので、決めた後に報告しました。

親は説得するか、勝手にやっちゃうか(笑)ですね、本気でやりたかったら。

 

もちろん分かってくれて応援してくれれば一番良いのですが、

大学生の時間はすごく貴重だから、強行突破してしまうというのも手です。(笑)

 

誰が反対しても、やりたければやるしかないです。

それが恋人だろうと親だろうと。

 

自分の人生だから、後悔しないように自分で決めようと。


Q今の女子大生は岸田さんのようにアクティブな人が少ないと感じるのですが、どう思われますか?

 

A欲張りな子が少ないように感じますね。


【Answer詳細】

 

最近は、私のときと違って、選択肢が多くて選べない、

ということが起きているのかなと思います。

 

ただ、

その中で出会ったものでさらにいいなと思えるものをやっていくしかないのかな。

 

本当は全部の選択肢を見て、

そのなかで自分に合うものを見つけられたら1番いいと思うのですが、

なかなか難しいとは思います。

 

Girls+でも、そういう女子が行動できる環境づくりをしていきたいとも、

今活動をしながら考えています。

 

それから、欲の無い子が多い!!! 何をやりたいの?って聞いても、

何をしたいか分からないという子とか。

 

「私、代表やりたいです!」とか「幹部にしてください!!」くらい言ってくれていいんですけどね。(笑)

 

ただ、何をしたいか分からないなら、

自分で少しでも興味があることを徹底的にやってみるしかない。

 

真剣に何かと向きあえば、自分が好きなことや嫌いなことが見えてきます。

また、私は今プロデューサーをしている、Girls+のメンバー内で、

まずみんなに自分が好きなこと、得意なこと、苦手なことなどをあげていくっていうのをやってもらっていますが、そうやって凄く普段から感じていることや、

ちょっとしたことから紐解いていくと少しずつやりたいことが見えてくると思います。

 

何かを好きだったり、買ったり、楽しんだり、日々の行動だけでも、その行動には必ず理由があるので。自分を知る一歩だと思います。


Q岸田さんの今後の夢ってなんですか?

 

A長期的な夢はないです。


【Answer詳細】

 

自分自身、人に夢を聞くこともよくありますし、

一般的にも夢を決めてそこから逆算して今すべきことを考えるべき、

とも言われているので、夢が無いことが不安なときもありました。

 

でも、夢を決めない事によって、毎回自分が想像もしないような自分を楽しんでいます。

 

自分がやることを決めてしまうと、

目の前にきた別のチャンスを逃してしまう危険性もあるんじゃないかと思います。

 

なので、自分が「こんな大人になりたいな」とか「◯歳でこういうことがしたい」など、なりたい像を考えておけば、必ずしも具体的な夢がなくてもいいと思っています。

今の私の身近な夢は、「女子大生の母」になることです。

●読者の方にメッセージをお願いします。

「自分の人生だから、自分で決める!」
 

【関連サイト】


・カップル専用アプリBetween http://bit.ly/14JiJ5I

・Girls+ https://www.facebook.com/Girlsplus.JD

・twitter: https://twitter.com/yosaaan1123

・Blog http://yosaaan.wordpress.com/

 

 

【編集後記】

 

自分のやりたいことをいつも明確に持っている黒田さんはいきいきとしていてパワーを感じました。

また、やはりまずはいろんなことを知らないとやりたいことも見つからないのかなと思いました。やりたいことが見つからない!という人もまずは知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。私も好奇心を忘れずにいこうと思います。 黒田さん、どうもありがとうございました!

@女の子の生き方を考えるサイト

*Power of Woman

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