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女性のがん。子宮頸がん。(しきゅうけいがん)

20~30代女性で増えている子宮頸がん。

一度でも性行為の経験があれば

全ての女性がなる可能性のあるがん。

病気は他人事ではない。

自分の問題。大切な人の問題。

じっくり読んでほしい。ぜったい知ってほしい。

女子大生だからできること。女子大生だから伝えたい想い。

男性もぜひ読んでください。

インタビュースタートです!!

  No.

 

過去と向き合い未来を守る

[[鈴村 沙織さん]]

女子大生リボンムーブメント 代表

[[鈴村 沙織さん]]

 

Q.子宮頸がんって何ですか?

A.予防可能ながんです。 現在、若い世代に増えています。

日本では1日に約10人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。

 

子宮頸がんとは、子宮頸部という子宮の入口部分に発生するがん。

20~30代女性のがんの中では、発症率が最も高いがんです。

最近では20~30代女性に増えています。

 

でも、予防可能ながんなんです。

詳しくは、allwoman.jp 子宮頸がん情報サイトにて☆

http://allwomen.jp/

Q.どんな想いで活動しているのですか?

A.とにかく知ってもらいたい。

がんのことももっと知ってほしいですし、

健康ってあたりまえじゃないことにみんなもっと気づいてほしいんですよ。

もちろんがんになってしまうことはある。

 

でも、がんは亡くなる病気じゃなくて、次第に治る病気になってきている。

でも、なんとなくがん=死って思われることが苦痛だったり、

子宮や卵巣がなかったら、女性として見てもらえないのでは・・・と

不安を抱えているがん経験者の方もいる。

 

でも、みんなが知っているだけで、

少しずつそうゆう偏見とかもなくなるのかなって。

 

そういう意味でも社会全体に知ってもらいたい。

そのための様々なイベントを企画しています。

 

先日はウォーキングイベントを開催しました。

普段は子宮頸がんのことだしイベントに来るのは女性が多いんだけど、

ウォーキングイベントとゆうこともあって、家族で歩いたり、

カップルで歩いたり、いろんな人に歩いていただいて、

女性以外にも知って頂けるような機会となりました。

Q.アナウンサーなどを目指したんですか?

A.いいえ。さまざまな人との出逢いの中で
 団体を立ち上げることになりました。

それから、医療行政だ、コミュニケーションだって勉強をはじめたんですね。

 

でも、大勢の人に情報を伝えて、実際に動かしたり、

厚生労働省に入って制度を変えたりとか、大きなことをするには時間がかかる。

 

今できることはなんだろう、と悩んでいたときに、

今いるリボンムーブメントで関わっている社会人の方やあかねさんとお会いして、

2年生の6月に小さな学生向けのイベントを企画したところから始まりました。

 

でも、当時は俗に言う「アクティブな学生」ではなかったです。笑

Q.立ち上げて苦労したことは?

A.全てが0からのスタートでした。

毎日、嬉しいと悲しいと悔しいがいっぱい。

最初の立ち上げの頃は、本当に全てが初めてだったから

ミーティングのやり方も組織のまとめ方も伝え方も

チラシの作り方もわからなかった。

全て0からのスタートだった。

 

若い世代にとってまだまだガンは遠い話。

だから、メンバー募集やお客さんの声かけには苦労しましたね。

自分自身まだまだしっかりしていない部分とかあって、

締切はギリギリだし、怒られたら凹むし、

すぐに成果でないと諦めちゃうし。苦笑

Q.リーダーとして大変だったことは?

A.トラウマがありました。

部活で弓道部の主将をやってて、実はあまりうまくまとめられなくて・・・。

モチベーションもバラバラですごく苦労しました。

それもあって、リーダーをやるのが怖いってゆうトラウマがありました。

 

でも、今はリボンムーブメントで代表をやってます。

ずっと代表やりたくない病があって、それを克服するまでが大変でした。

 

あとは、昔ネット上で散々悪口を書かれたことがあって、

ネット上に顔が出たり、名前が出たりも最初はこわかったですね。

 

さんざん説明も受けたのに、最初はこわかったです。

でもいざ始まると「もう終わりですか?!」という具合に一瞬で終わっちゃいました。

力むと痛かったりするけど、うまく力も抜けて、

痛さもなくて、1,2分で終わっちゃいました。一緒にエコーとかで

子宮を確認してくれたり、肌や体調の話も親身になって聞いてくれるし、

結構婦人科っていいなって、行って良かったなって思いました。

でも正直婦人科を選ぶとき不安だったりしますよね。

わかります。だから「なんとなくここいいな」と思えるようなところに入ってください。

いろいろと気になる方は、レディスクリニックや女性クリニックと書いてあるところだと、

アロマがたいてあったり、ソファがふかふかだったり、

女性の気持ちを特に考えられているところが多いと思います。

▼女性医療ネットワーク

http://www.cnet.gr.jp/

とてもいい参考になりますのでぜひ!

20,25,30,35,40歳には無料クーポンもあるし、

住んでる場所によっては、大体、無料~2000円ぐらいで受けられるんです。

そういうことを知らない方が結構多いんですよね。ぜひ調べてみてください!

●読者の方にメッセージをお願いします。

夢は叶えるもの。強く優しい人になりたい。

【関連サイト】

リボンムーブメントhttp://ribbon-m.com/allwoman.jp

子宮頸がん情報サイトhttp://allwomen.jp/

女性医療ネットワークhttp://www.cnet.gr.jp/

Special Thanks】ゆきの @hanapiu

 

 

【インタビュー後記】

同い年だとは思えないほどしっかりしている鈴村さん。

でも、過去にはリーダーの失敗経験や病気などの経験もある。

でも今は、そんな経験も包み隠さず話してくれた。

過去に感謝できた人は前に進むことができる。

生き生きと話す鈴村さんの強く優しい一面を見た。

子宮頸がんは自分の問題。そして大切な人の問題。

この記事を通して、一人でも多くの人に届いてほしい。

忙しい中、本当にありがとう ♪

 

もりぽ

 

Q.リボンムーブメントはどんな活動をしているんですか?

A.「大切な人に大切なことを大切だと伝える」をコンセプトに、 子宮頸がんの正しい知識を伝え、 検診受診やワクチン接種を推奨する活動です。

現在、日本では2人に1人はがんになる時代。

見つかったときにはすでに手遅れ、ということもたくさんある。

でも、子宮頸がんは予防できるがん。

検診に行けばがんになる前に見つけることもできる。

 

それなのに、私たち若い世代の多くはそのことを知らず、

若い世代の子宮頸がんは増え続けている。

何人もの女性が、それまで当たり前と思っていた未来をなくす。

 

こんな現状に愕然としました。

私たちも活動をはじめるまで子宮頸がんのこと実際に知らなかったんです。

 

予防できるはずのがんで悲しむ人がいるなんておかしいし、

みんなが知らないなんて悲しいですよね。

 

自分のために、自分の大切な人のために、 未来の自分のために、

まず、私たち世代が当事者意識をもってこの子宮頸がん、というがんと

向き合わなきゃいけない、と思ったんです。

Q.この団体のそもそもの始まりって何ですか?

A.予防できるはずだった病気にかかった幼い頃の出来事。

もともと予防できるはずだった病気に自分がなったことがはじまりかな。

おたふくかぜに11歳のときにかかりました。

 

へ?おたふくかぜ?って思いますよね。

でも、結構合併症多いんですよ。

こじらせて、髄膜炎が併発して緊急入院をしました。

そのとき、片耳が聞こえなくなりました。

 

治るかわからないまま治療を続けたけど、結局あんまり良くならなかったんですよ。

 

それで、あとで予防接種があったことを知ったんです。

でも、自主的にお金を払って受けるものだったし、

引っ越しが多かったのもあって、受けてなかったんですよ。

 

やっぱり、どうして私が?って思ったし、ならなくても済んだんだ…って愕然としました。

それから、単純なあたしは、医者になろうと思いました。

でも、よく考えてみると、医者は治せなかった。

 

そのときに、そもそも予防しないといけないことを知らなかったことに

原因があるんじゃないかって感じたんです。

 

どうやったら伝えるかっていうことを考えないといけないのかなと思って、

今の慶應の学部を選びました。

 

誰に何をどうやって伝えるかを考えたい、知ってもらうことで、と思いました。

Q.苦手なことってありますか?

A.言いたいことを言えないのは嫌です。

苦手なことは、形式通りにすること。笑

 

それと、みんなが言いたいことを言えない状況というのが嫌ですね。

言いたいことを言い合って、本音で話し合うことで、

良いものが生まれるし、信頼関係も築かれていくと思うんです。

 

だから、言わないで黙っていて、後で文句を言うのは、なんか違うよなぁと。あと実は、細かい作業がすごく苦手(笑)

Q.検診を受けたことはありますか?

A.あります。「あれ?もう終わったの?」という感じでした。

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