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ウエディングの仕事に憧れる方は

多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ウエディングに生きる岡野さんの

想い溢れる生き様がここにはあります。

音楽科を卒業してから、事務職を経て、

様々な出来事の中で、

岡野さんが「私の天職」と呼ぶ

ウエディングプランナーの仕事と出会います。

「出逢い」「結婚」がキーワードとなる今回のインタビュー☆

スタートです!!

  No.13

熱きウエディングプランナー 

[[岡野 直子さん]]

ランコントル株式会社代表取締役

[[岡野 直子さん]]

 

Q.ウエディングに携わる前は何をしていたのですか?

A.20代は事務職しかしていませんでした。

時代もちょうどバブル。求人も今と比べればたくさんあって。

学生課から紹介されたのがたまたまダイエーで、そちらに就職を決めました。

当時は本社勤めと移動勤めで分けられていて、

ずっと東京にいられる本社勤めの秘書を目指して入社しました。

各店舗での研修が終わらないうちに、本社勤め志望の秘書研修が。

 

ところが配属が決まったときに、私だけなぜか秘書ではなく、

バイヤーのサポートの役職になったんです。

いきなり億の売上を動かすようになって、結構面白かったですけど、

組織変更ということもあって、秘書になりました。

 

でも私にとって実際働いてみると秘書は少し面白くなくて。

バイヤーと秘書の両方をやっていた形でした。

結局バイヤーに戻って、バリバリ5年間働いていました。

Q.どのようにしてウエディングの世界に入っていったのですか?

A.専門学校に通ってたまたま求人で見つけて。

当時は、ウエディングプランナーは男性がほとんどで、

しかもあまり知られていなかったですし、主流は30代の方々。

 

そんな厳しい状況の中で、専門学校で勉強している中で、

たまたまホテルの求人を見つけました。鹿児島の大手のホテルです。

・既婚者であること

・30歳まで

という条件があったのですが、そのときの私は、

結婚の経験はあるけど既婚者ではないですし、30歳も超えていました。

 

でも、そんなことで諦めたくないと思い、黙って履歴書を送りました。

「年齢も見た目でしょ」って感覚です(笑)

結局2年半ぐらいそちらのホテルで毎日働いていました。

Q.ウエディングに携わる魅力は何ですか?

A.結婚式は人生そのものが凝縮されている。

私、ウエディングのお仕事がとにかく大好きなんですね。100組いたら100通り。

同じものはひとつもないんです。2人の人生そのものが結婚式当日に表れている気がして。

 

お支度からお見送りまでのその流れが生まれたときから

親から巣立つまでのストーリーが凝縮されている。

慣れないんです、何度関わっても。毎回新鮮。

 

お客様との出逢いも、本当に大切にしています。

数いるウエディングプランナーの中から私を選んでくれた。

何かのご縁がなければ、出会えないお客様なんですよね。

だからその結婚式が他人事だと思えないんです。

 

 

私にとってウエディングプランナーは、「天職」。

断言できます。

Q.離職率が高いと聞いたことがありますが・・・実際どうですか?

A.ギャップに打ちのめされる人が多い。

ウエディングプランナーは

かっこよくて華やかな仕事に見えるけど、完全に裏方の仕事。

細かいこと、確認ごとの連続。むしろ、見えないようにしていたいぐらい。

そのギャップで、続かない人が多いようです。

しかも、自分のプランを売るといった意味で実は営業とほとんど変わらない。

そこに関わる人達とそこにいる人達のためにいいものを作りたいという想いと、

感謝の気持ちを持ってほしいなって思います。

 

そして正直何よりも大事なウエディングプランナーに求めるものは、

「ウエディングの仕事が好き」っていう気持ちです。

本当に幸せなお仕事だと思います。

感じる前に辞めてしまう人が多いので、

ぜひこの幸せを感じるまで続けてほしいです。

そのような想いも私としてはあるので、

今後はプランナーの育成もしていきたいと思っています。

Q.「結婚」に対する特別な想いってありますか?

A.結婚したい人で溢れてほしい。

結婚したい人で溢れてほしいなって、思います。

私が思うに、人間が一番鍛えられるのはいろんな意味で「結婚」だと思うんです。

磨かれるところが本当にたくさん。夫婦って、親や兄弟と違って完全他人。

 

なのに、すごい絆を持っている。

本当に素晴らしいと思うんですよね、結婚って。

親とか兄弟以外に自分のことを自分以上に考えてくれる人がいるというのは、

本当に支えになりますし。

Q.夢って何ですか?

A.皆が安心して暮らせる場所と関わる全ての人を幸せに。

みんなが安心して暮らせる場所を作りたい。

病院があって、お食事ができるところがあって、住む場所があって、

コミュニティがあって、チャペルがあって。

そんな場所で、生涯プランナーでいたい。

 

そして、関わる全ての人を幸せにしたいなって思っています。

Q.ウエディングに携わりたいと思ったきっかけは何ですか?

A.結婚式の「失敗」を機に。

5年間働いた後、退職して故郷の鹿児島に帰ってきました。

市役所でアルバイトをしながらピアノを自宅で教える日々の中で、結婚をしました。

その結婚式を機に、「ウエディングに携わりたい」と思うようになりました。

というのも、私としては「失敗」した結婚式だったんです。

打ち合わせして決めていた結婚式の流れを司会の方が新人さんだったのもあって

間違えてしまったんです。来てくださっている方は、とっても楽しんでいましたよ。

でも、私が思い描くものはできなくて…。ウエディングに携わりたいと強く思うようになりました。

 

また、結婚した相手が自営業でしたので、

私も経営を見ないといけないという点で、自分の経営感がむくむくと育っていきました。

 

ところが2年半後には離婚。

離婚して一番必要だったもの、それは「経済力」でした。

だって自分に経済力があれば、結婚相手の収入などではなく、その人の本質を見て結婚できる。

もう失敗はしたくなかったんですよね。

 

漠然とですが、ウエディングプランナーとして独立したいと思うようになりました。

 

Q.ホテルを辞めた次のステップはどのようなものでしたか?

A.独立に向けての準備の日々。

ホテルだと、いくら一緒にプランを作っても、

当日を一緒に迎えることがほとんどできなかったんです。

別のアポが入ったり、新規の接客などがあって、

現場のスタッフに仕事を振ってしまう形でした。

私としては、当日を迎えられないのがとっても悔しかったんです。

 

だからホテルを辞めて、次のステップに移ろうと思っていました。

5年後の独立に向けて準備をするべく、アルバイトをしながら

土日と夜に交流会などに顔を出したり、紹介して頂いたり、

とにかく自分を売っていましたね。

土日はウエディング会社でウエディングの仕事をしていました。

 

その後、そちらのホテルといい関係を築きながら、

ランコントル株式会社を設立し、現在に至ります。

●ボードに何でもいいので書いてください。

【募集】

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ウエディングのお仕事、土日にお手伝いしてみませんか?

=============

結婚式のお仕事はとっても素敵なお仕事です。

週末だけ、ウエディングのお仕事をしていただける方を募集しています。

土日のどちらかだけでも大丈夫です。興味がある方であれば、どなたでもOK!未経験者も大歓迎です。定期的にVIVACE TOKYOにてランチ説明会を行っています。

興味ある方は、お話しを聞きにきませんか?

ランチ代のみ実費になります。

 

【お問い合わせ先】

詳細は、PURENYまでお問い合わせください。

PURENY ウエディングプランナー 岡野直子

info@pureny.jp

 

【告知】

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結婚が決ったら、まずはPURENYへご相談ください★

http://www.pureny.jp/

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※岡野さんが代表を務めるランコントル㈱は、現在、

PURENYの管理会社であるキープ・インターマネジマエント㈱と業務委託契約をし、

PURENYとしてレストランプロデュースを展開しています。

こちらも、ぜひご利用ください。

① 二期倶楽部 広尾http://www.nikiclub.jp/hiroo/

② ミクニマルノウチhttp://www.mikuni-marunouchi.jp/

 

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【インタビュー後記】

 

一見華やかなウエディングの世界。

でも実は、自分が目立つのではなく、お客様のため、

これから未来を共に歩む2人のため、尽くしまくる裏方の仕事。

 

ここに幸せを見出せるまで、関わり続けてほしいという

ウエディングに携わり続けた岡野さんの言葉に重みと温かさを感じました。

 

生まれたときが最初のスタートラインだとしたら、

結婚って、人生でもう1つのスタートラインだと思うんです。

人生最高のパートナーとなる人とこれからの人生を歩む誓いをする。

人生の縮図のような結婚式に携わる魅力は、

想像以上のものなんだろうなって思います。

お忙しい中、本当にありがとうございました!!

 

インタビュアー:森裕美

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